近年、夏に記録的な猛暑が続いております。熱中症は職場だけの問題ではなく、自宅などの日常生活でも気を付けなくてはならない暑い季節の課題となっております。熱中症は本人に自覚症状が無くても、すでに危険な状態に陥っている場合が多く、客観的に環境の状態を確認できる備えが必要です。

例えば熱中症アラーム。現場作業では個々の作業環境（温度、湿度、日照等）に差が生じる為、一人一人の作業環境における熱中症の危険を察知できる携帯型熱中症アラームが有効です。また、熱中症は発汗による水分の不足が原因だと考えがちですが、発汗により、水分と同時に血液中の塩分や、ミネラルを失いこれらの濃度が低くなる事も重要な要因です。対策として、水分だけでなく、失われた塩分やミネラルも同時に補給する必要があるのです。

弊社では、これら個別環境における熱中症の対応を踏まえ、TANITAの熱中症アラームをはじめとした様々な熱中症対策品を取り扱っております。タブレットタイプで手軽に塩分やミネラルが補給できる製品は、キャンディタイプのように熱による製品自体の変化も少なく、個々の志向に合わせた飲料（水分）と同時に摂取することにより、熱中症を予防するものです。

2021年６月、千葉県での飲酒運転の白ナンバートラックにより小学生５人が死傷する事故が発生したことを受けて、警視庁は白ナンバーの車を使う事業者についても、アルコールチェッカーによるドライバーの飲酒検査を義務化する方針を固めました。※2022年10月より義務化されます。

チェッカーによる飲酒検査は、有償で荷物を運ぶ緑ナンバーの車を使う事業者に義務付けられていましたが、改正案では、

白ナンバーの車を５台以上か、定員11人以上の車を1台以上使う事業者を対象とするもので、飲酒検査は運転前と運転後に実施すること、検査内容は記録し、1年間保存すること等が盛り込まれました。

ハンドルを握る者としては「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」が鉄則ですが、一体、どの位の時間で摂取したアルコールは分解されるのでしょう？これは、目安として日本酒1合(ビールなら中瓶1本)で4時間程度と言われております。しかし、アルコールは体重や性別によって分解速度が異なり、睡眠時にはさらに分解速度が遅くなると言われております。自己判断でお酒の分解度合を判断するのは不正確で危険である為、客観的で正確な判断が必要になってきます。

ちなみに、酒気帯び運転の判断規定では、呼気1リットルあたりのアルコール量は0.15ｍｇ以上0.25ｍｇ未満となっております。0.15ｍｇ未満つきましては酒気帯びとなりますが、罰則はありません。逆に0.25㎎以上となると重い酒気帯び運転となり、免許取り消しとなります。

タニタのアルコールチェッカーは簡単に正確な呼気アルコール量が計れるため、自己判断による不正確で危険な状況がなくなります。航空業界でも使用実績がある同社製品は、高精度にアルコール量を計測しますので、ドライバーのみならず、日々の健康管理にも活用できます。弊社では、お客様の用途に合わせたアルコールチェッカーを多数取り揃えております。

小型のファンを内蔵した作業服は、服の中に外気を取り入れ、体の表面に大量の風を流すことによって、汗を気化させて、暑さの中でも快適な作業を期待できる製品です。 携帯型の小型充電式バッテリーを電源にしてファンを長時間駆動することが可能であり、再充電する事により継続して使用する事が可能となっております。充電式バッテリーを採用する事で使用済み乾電池等のゴミの排出量を抑える事で、環境に優しい製品となっております。特に工場や屋外作業など空調設備の設置が難しい現場環境で、快適に作業してていただけるようになります。

弊社では、各社ファン内蔵作業服や、予備バッテリーなどの消耗品、オプションパーツ等を取り扱っております、ぜひお問い合わせください。

ここ数年の記録的な猛暑は、総合的な暑さ対策で乗り切りましょう。熱中症アラームや塩分補給タブレット等の個別の熱中症対策品は、それぞれある一定の対策効果が期待できます。しかし、作業環境を大幅に改善し底上げする事で、個別の対応との相乗効果を生む事により、さらに大きな効果が期待できます。

フナボリの大型水冷扇は、気化熱による環境温度マイナス3度の身体に優しい冷風を作り出します。さらに、大型のファンの大風量で、滞留した熱い空気と涼しい空気と入れ替えます。環境温度を改善し、個別に行っている熱中症対策が十分な効果を発揮する環境を作り出します。